名古屋市の河村たかし市長は26日、代表を務める地域政党「減税日本」から、参院選比例代表もしくは愛知選挙区(改選数3)に候補者擁立を検討していることを明らかにした。「国のために減税を訴える勢力を伸ばしたい気持ちが強い。擁立を求める声もある」と述べる一方、「(参院選まで)時間がないし、民主党の仲間もいる。状況は難しい」と慎重な姿勢もみせている。
河村市長は「良さそうな人はいる」と意中の人物がいることを示唆。親しい民主党国会議員に候補擁立について相談したという。
愛知選挙区は民主2、自民1の現有議席維持を目指す両党に、共産、社民、みんな各党などが挑む構図になっている。高い知名度がある河村市長率いる減税日本が加われば、情勢が大きく変わる。
減税日本は、河村市長の公約である市民税10%減税を実現するため、次期市議選での過半数確保を目指して4月26日に設立された。【丸山進】
【関連ニュース】
名古屋市:全職員ボーナス削減案を提出へ…河村市長 河村名古屋市長:「けんかばかり」批判も 就任1年シンポ 名古屋市長:減税案6月定例会に 本格議論を期待 名古屋市:河村市長 就任1年の日も署名活動で街頭へ 地域政党:「減税日本」を結成 名古屋市の河村市長 ・
平安時代からサルスベリ植栽? 平等院の池で花粉採取(産経新聞)・
埋却地提供「できる限り協力」=口蹄疫で、基地周辺用地―防衛省(時事通信)・
現代のエコアイテム? 「京うちわ」づくり最盛期(産経新聞)・
民主・渡部氏、参院過半数割れなら首相辞任不可避(産経新聞)・
波乱6番人気トーセンウィッチ戴冠…東京プリンセス賞(スポーツ報知)